はてしない夜の夢

永久に常しえに続くことは何としあわせな悪夢でありませう。

Never-ending story of the night.


   

蒙昧の詩

未だ孵らぬ雛は卵の外を知らない
果たして君が殻の内に在る事をどうやって知るのか


閉ざされた門は主の許可なく開くことはできない
無礼な客人よ犠牲の羊を携えよ


卵殻を外より穿てば雛は死ぬ
君は己が世界の狭小を知らずに立ち去るのか


城砦はうつつのまぼろし
在り難き門扉を開け
其処が応接の間となろう


雄鶏が啼きかわたれ時を知らせる
それはまた別の話

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