Never-ending story of the night.
蒙昧の詩
未だ孵らぬ雛は卵の外を知らない 果たして君が殻の内に在る事をどうやって知るのか 閉ざされた門は主の許可なく開くことはできない 無礼な客人よ犠牲の羊を携えよ 卵殻を外より穿てば雛は死ぬ 君は己が世界の狭小を知らずに立ち去るのか 城砦はうつつのまぼろし 在り難き門扉を開け 其処が応接の間となろう 雄鶏... 続きをみる